小学校受験を困難に感じさせないやさしい効果的な接し方

小学校受験を目指す親の中には、子供に沢山の課題を出し、何枚ものプリントをこなさなければならないという思い込みがある場合があります。しかし、幼稚園児にこのような勉強方法は不可能で、こなしたとしてもそれが合格への近道とは言えません。もちろん、多少の計算や暗記は必要になってきますが、こうしたものは合否のほんの小さなエッセンスであることが多く、それよりもマナーや正義作法、言葉使いなどの生活態度を重要視している場合が多いようです。運動やコミュニケーション能力、記憶力や独創性を身に着ける習慣を、幼い子供にどう養わせればよいのでしょうか。プレッシャーに感じさせない、やさしい接し方で、小学校受験を困難なものではなく楽しいものだと認識させることを意識していきましょう。

遊びや経験の中から知識をはぐくませる

事前準備は遅くても幼稚園の年中から始めることが多く、そのころに塾などに通うことがすすめられます。塾では様々な課題や受験に必要なノウハウが手に入るため、受験対策としては有効といえます。しかし、自宅学習も大きなポイントであるため、できるだけ親と子のかかわりを大事にたくさんの体験を一緒に共有することです。子供は紙の上に書かれたことは覚えなくても、実際に体感したことは強く印象に残ります。季節の花やイベント、動物の名前、また、交通ルールや電車でのマナーなど、言葉だけでは理解できないことを、目と耳と肌で感じられるようにサポートするのが親の大きな役割です。親は子供のトレーナーとなり、日々の生活を一緒に楽しみながら質の高いものにしていく手助けをしてあげましょう。

準備は早く、課題はゆっくりとが基本です

昨日できなかったことが今日できるようになるのが子供というものです。試験前に大切な数や計算も早く取り組みすぎても成果は出ません。その子の成長に合った的確な問題の出し方を工夫することが大事です。プリント上の図形が分からなくても、ブロックで実際に作ったり、計算する時に、実物を使って説明するとできるということもあります。その積み重ねで、やがてプリント問題にも実際の経験を呼び起こし回答を導き出すことができるようになります。反対に、生活態度やマナーは早いうちから身に付かせることが後々苦労しないで受験に向かわせるためには重要です。親の行動で子供はそれらを身に着けますので、きちんとしていればそれだけでクリアできることです。悪い点を発見したらその都度、やさしく声掛けし、何がいけなかったのか理解できるように説明してあげましょう。